- 2011年7月 9日 14:13
昨日、日本から宣伝会議のシリコンバレーツアーがお見えになった。
PnP( Plug and Play)でプレゼンの時間をもらったので、「シリコンバレーのイノベーション エコシステム」のお話をした。
まずは、弊社が設立10周年で、その間の仕事の紹介(P.2-3)
Innovationでは「市場で受け入れられることがキー」
技術開発だけでなく、システムやインフラの役割も重要で、タイミングが重要という話(P.4)
シリコンバレーのスタートアップが、現在では巨大企業(とりわけ会社の市場価値が高い)になっている様子。(P.5)
参考のため、日本企業の時価総額を上位6社。(P.6)
過去にIPOした会社と、これから予定している会社の調達額の推定。(P.7)
ここからが、MESHの世界。
先進国では、TOPダウンでMESH化が進む。Computerの世界ではすでにこれが起こっている。(P.8-10)
エネルギーの世界(電力)もこの方向で進んでいる。
しかし、一方現在「無」から「有」への動きがある。電気のない地域でようやく太陽電池とLED照明が導入されたところである。(P.11)
このブログでも、ケニアのある村で、灯りがついた動画を紹介している。
そして、10年後には電池の性能も上がり、導入する家庭も増える。
20年後には、さらに大きな規模になり相互が「MESH」でつながる。
その「MESH」は先進国のものと、何ら遜色が無い。
結論は、現在の「無」が本当のマーケットである。その中から生まれた「MESH」構造が、今から20年後、30年後の市場の中心に成る。(P.12)
だから、「無」から「有」を作り続けている「シリコンバレー」に来て下さい。
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