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大学 Archive

【本-09】 飛躍する大学 スタンフォード ホーン・川嶋瑤子

  • 2008-05-25 (日)
シリコンバレーが、米国の研究の先端になったのは1950年代からであるが、産業との連携を強化して米国のみならず世界のハイテク技術の産業化のエンジンとして走り始めたのは、20世紀後半からである。

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【本-07】 日本の「安心」はなぜ消えたのか 山岸俊男著

  • 2008-04-02 (水)
この本は、先月初めに桃知師匠との勉強会で見せてもらって、面白そうだったので買って読んだ。 日本人意識の解釈が私とかなり共通なところがあり、一気に読めた。

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【SVMF】 新春ネットワーク会の反響

  • 2008-01-30 (水)
今年の新春ネットワーク会は、レスポンスが多かった。

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【SVMF】 SJAとのコラボネットワーキング

  • 2008-01-27 (日)
昨日は絶不調の中、SVMFとSJA(Stanford Japanese Association)とのコラボネットワーク。

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【SV】 Intelの苦悩脱出策

  • 2008-01-16 (水)
Intelは私の好きな会社の一つであるが、苦悩している。

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【JUNBA】 JUNBA2008 無事終了

  • 2008-01-13 (日)
JUNBA2008のイベントは、無事終了した。

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【本-01】 総集編 フラット化する世界 T・フリードマン著

  • 2008-01-05 (土)
フラット化する世界 T・フリードマン著 日本経済新聞社

【読後所感】
この本は、著者のジャーナリストとしてのレベルが高い上に、デジタル化のおかげで、2005年に初版が出た後、増補版が2006年に出された。 日本語版はこの版に基づいている。
しかも、更に改訂中だという。 このように改訂がなされるのは、時代の流れが速いことと、著者が内容を常にチェックし、最新情報を伝えようとしている心意気の現れである。  

そのようなジャーナリストになったT. フリードマン氏を育てた原点は他でもない、高校時代の先生(ハッティー・M・スタインバーグ)だったというところが、心を打つ。(下巻 P.160) 教育の原点は、耐えて学ぶことの大切さであると、フリードマン氏に教えてくれたということである。 教育の原点が、生き方を教えるといういい例である。


この本の日本について書かれている部分を読むだけで、世界の中での日本の位置というのが分かる。 (結論を言うと、ほとんど触れられていないということ.10年前に書かれた 「レクサスとオリーブの木」では、レクサスは主役の一つだったのに!)

読み終わって、日本の空白の15年が、社会構成の転換に対する適応不全だったということ。 これへの対処は、学んで実行するという、じつは簡単なことから始めることである。 80年代後半、日本がバブル期絶頂の頃「もはやアメリカから学ぶものはない」と声高らかに宣言した日本の経営者がいたが、日本の経済界はまだその幻影が跋扈している。 


しかし時代はすでに変わってしまっている。 以前は先輩からだけ学べばよかったが、今は「誰からでも」学ぶ力が必要である。 

情報・知識はもはやフラット。 知恵の使い方が問われる時代になったわけだ。 日本はKnowledge Management理論では90年代世界の先頭を走っていた。 しかし学ぶということが十分行なわれないまま、成果は米国を中心に吸い上げられてしまった。Mobilizing Minds という本の中味は、野中、竹中理論そのものである。

1990 年代から見ると、米国はビジネス、特に中間層の活性化、ITを利用したネットワーク構築が徹底された。 その一方、日本はビジネスの分野よりも、消費者の分野の細分化、活性化が行なわれた。 言い換えると、知恵の部分が消費者に近いところに集められたということである。 このことは、ビジネス中間層に対する活性化の「ゆとり」の部分を「温存」してきたことを意味する。 


21 世紀はすでに、物事が変化してしまっていることが、この本を読んで実感できる。 われわれはもう一度、学ぶということにきちんと取り組むべきである。  Knowledge Managementという言葉も、手法を表現する意味では使えるが、実態は「Knowledge Sharing」である。 今年は更に、真剣に取り組みたい。


現在のKnowledgeの置かれている位置についてはMITの教授であるピーター・センゲ の言葉が象徴的である。 


知識を共有することは、何かを人に与えたり、もらったりすることとは違う。 それは、情報の共有にしか役立たない。
知識を共有することは、お互いが行動につながる新しい力を発揮するための、心底から助け合うところから始まる、これは学ぶプロセスを作り上げることである。

Sharing knowledge is not about giving people something, or getting something from them. That is only valid for information sharing.
Sharing knowledge occurs when people are genuinely interested in helping one another develop new capacities for action; it is about creating learning processes.




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【本】 Silicon Valley関連図書

  • 2007-12-26 (水)
シリコンバレーのビジネスのお土産にいい本。

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【SV】 日本の大学の技術売り込み

  • 2007-12-19 (水)

昨日は、JUNBA2008で講演してもらう、Sさんとランチミーティング

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【SV】 黒川先生の講演会その後

  • 2007-12-12 (水)
黒川先生の講演会の記録が、ご本人のブログに掲載されたのでご紹介します。

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【SV】 JUNBA 2008開催案内

  • 2007-12-12 (水)

JUNBA2008の開催案内が決まった。 

今年は、日本の大学の産学連携がテーマ。 参加大学は14校。 シリコンバレーで日本の大学が研究成果を出せるなんて、夢のような変化ではある。 しかし、本当の狙いは、米国のビジネスとの連携確立であるので、このイベントから後が勝負なのである。

少し長いけど(英文でもあるが)ご紹介したい。

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【SV】 黒川清さんの講演会

  • 2007-12-07 (金)
昨日は、黒川清さんの講演会が、Stanford大学であった。

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【SV】 シリコンバレーの優位性の検証

  • 2007-11-26 (月)
ということで、San Jose Mercury Newsに特集が昨日と今日とで連載された。

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【US】 外国語履修者

  • 2007-11-14 (水)
USの大学の、外国語履修者の統計が出た

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【SV】 ロシアからもシリコンバレーに

  • 2007-11-13 (火)
人が移動している。

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【TOPICS】 イベント会場と宿泊場所

  • 2007-11-07 (水)
米国のイベントは会場のホテルに泊まるというケースが圧倒的に多い

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【SV】 JUNBA、地震、Halloween

  • 2007-10-31 (水)
今日は、JUNBAの会合

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【本】 ものづくり経営講義 高橋伸夫編

  • 2007-10-23 (火)
拡がりと奥行きを持った教科書が出てきた、というのが感想。

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【SV】 Rewards

  • 2007-10-21 (日)
シリコンバレーのビジネスの背景となるようなRewardが出ている。

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【教育】 猪瀬博東大教授

  • 2007-10-20 (土)
故人ではあるが、優れた弟子を持っている人

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【JUNBA】 一人でやるか、沢山でやるか

  • 2007-10-02 (火)

これは戦略論であるが、JUNBAは沢山でやると言う発想である。 もともと私は沢山でやることは好きではないのだが、ことJUNBAに関しては別である。

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【経営】 藤本隆宏先生

  • 2007-09-27 (木)
藤本先生のCOE講座が寄席になっている。 講座が高座だ、などといっている場合だが、さすがだ。 三菱化学の小林社長も高く評価しているし早く相談に乗ってもらおう。

【SVMF】 番外編 学生ツアーにシリコンバレーの主たちが

  • 2007-09-23 (日)
ようやく、講演会も終わった頃、学生さんたちが何人かずつ会場に入ってきます。 鹿児島大学シリコンバレーツアーの面々です。 

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【SV】 HPが研究開発の絞込み

  • 2007-09-20 (木)
HPが研究開発の絞込みを発表

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【本】 生物と無生物のあいだ

  • 2007-08-26 (日)

【本】生物と無生物のあいだ 福岡伸一.jpg今回は、iMindMapで読書記録を作りながら読んでみた。
独りよがりもよしとしていただいて、ブログに掲載させていただく。
以前ブログに書いたように、このブログは「知的ポータル」を目指しているので、読んだ本はブログ化してチャレンジしてゆくつもりだ。

iMindMapについては、Yahoo! Groupで「議事録を作ろう」という集まりをスタートしました。 積極に関われる方の参加をお待ちしています。(まだ2名、余裕があります)








生物と無生物の間

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

BSEの原因と言われているプリオン説を検証するうちに、生命の定義を見直す必要に迫られた流れがまとめられている。 日本人生化学者で、文章の上手な人が出てきているのはうれしい。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(7)

  • 2007-08-22 (水)

UC ExtensionでNAISTセミナー

UC Extensionというのは、UCが持ついわば分校である。 大学の学生だけでなく、社会人を集めたりするのには、人が集まりやすいところが便利である。 今回、奈良先端科学技術大学(NAIST)がUC Santa CruzのExtensionでセミナーを開いた。 BioとNanoの融合で切り開く技術紹介である。 日本の大学が、自分達の持つ技術を発表し、米国に売り込もうという心意気で来ている。 場所もシリコンバレーのど真ん中であるし、ビジネスと連携させるのは、なかなかいいところである。

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【教育】 カリフォルニア州の大学システム

  • 2007-08-19 (日)

教育は、世界中どこの国でも、国家の最重要課題の一つである

私は、日本で教育を受けて、日本で財閥系企業に勤めて、そこから米国に駐在になった。 米国では子供達が初等、中等教育から、米国のシステムで教育を受けた。 日本と米国の教育に対する姿勢は、大きく違っている。 私自身「教育」という言葉は、現在の学校システムの中では、適切ではないと思う。 なぜならば、教える側はすでに「教える」ということができなくなっていることが多いからということと、自分で考える人間を育てた方が、はるかの効率がいいことがわかってきたからである。

私が、現在感じているのは、日本の教育は「入り口が難しく」「出口が安易」
米国は「入り口が難しくは無い」「出口はきびしい」
結果として、日本の大学卒業生は「専門性がもてず」「素材価値しか持ち得ない」
これに対し、米国の大学卒業生は「専門性を持ち」「その分野での成長を志向する」

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(5)

  • 2007-08-13 (月)

ベンチャーキャピタルが自力で産業を興す

ベンチャーキャピタル(VC)とシリコンバレーは切っても切り離せない関係である。 シリコンバレーの最初のベンチャー会社であるHewlett Packardは、F. Tarman教授がポケットマネーを出して、ガレージ小屋からスタートしている。 将来がわからないけれど、自分達が信じたことは、まずやってみる。 それを手伝う人がいる。 お金を出す人がいる。 それがシリコンバレーの奥深さである。

ベンチャーという言葉の定義は確定していないところもあるが、事業を起こすために、外部から資金を投資してもらい、成功の暁には、投資してもらった資金を”リスクファクター込み”で返済できるような事業だと(私は)考えている。 街ののレストランはベンチャーにはならないし、研究を継続しているだけでは、やはりベンチャーではない。 どちらも、リスクファクターを含めた資金返済ができないからである。

そして、もっと重要なのはベンチャーキャピタルは主要なメンバーは自分でも投資資金の一部を出していることである。(正確には、ベンチャーキャピタルのファンドへの出資)である。 すなわち、サラリーマンが給料を保証されて会社の金を投資しているのとはわけが違うのである。 このことを正確に理解している日本人は少ないので、日本のベンチャーキャピタル投資にはミスマッチやミスリーディングが頻発している。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(2)

  • 2007-08-10 (金)

産学連携のキーワードは開放系である、シリコンバレーが成功したキーワードと同じである

シリコンバレーのキーワードは、開放系である。 これは、組織の壁を越えた人財流動、情報交流、役割分担の明確化など、目的に向かって進む時の、個々の調整の手間などが大幅に削減され、また人財の適材適所での活躍が図れる。

また、従来は情報は開示しなければ、その人たちの事業機会(利益)にはつながった。 しかし、現在では情報を開示した方が、その人たち以外にも、事業機会が広がり、より多くの冨になることが実証された。 そのような経緯で、シリコンバレーでは(特許権の放棄はしていないが)情報は、どしどし公開して、仲間集めや、業界の力を強めるのに使われている。

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