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コミュニケーション Archive

【Green】 シリコンバレーの利益誘導型Green

  • 2008-06-20 (金)

シリコンバレーの利益誘導型、共存共栄志向は面白い

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【SV】 Graig Newmarkの挨拶

  • 2008-05-15 (木)
UC Berkeleyの卒業式で、Graig Newmarkの挨拶(祝辞)があった。 2008年5月13日 Berkeley Greek Theaterにて

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【Web2.0】 WebTopへの引越し

  • 2008-05-06 (火)
ネット環境を揃えて、どこでもドアにするため引越し中。 連休中に、少し進んだ。

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【Web2.0】 Tim O'ReillyのKeynote

  • 2008-04-24 (木)

Web2.0 Expo San Franciscoが開催された。

Tim O'ReillyのKeynoteを収録した。

録画時間が約25分。

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【SVMF】 新春ネットワーク会の反響

  • 2008-01-30 (水)
今年の新春ネットワーク会は、レスポンスが多かった。

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【SVMF】 今日は新春ネットワーキング会

  • 2008-01-26 (土)
しかし、風邪が抜けずに絶不調。 Stanford大学日本人会の後援を受けた企画でもあるというのに。

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【SV】 DESKTOPからWEBTOPへ

  • 2008-01-20 (日)
もともと、ベンチャーであったCISCO Systemsを4兆円の売上げまで引っ張ってきたCEOのJOHN CHAMBERSの言葉である。

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【本-01】 総集編 フラット化する世界 T・フリードマン著

  • 2008-01-05 (土)
フラット化する世界 T・フリードマン著 日本経済新聞社

【読後所感】
この本は、著者のジャーナリストとしてのレベルが高い上に、デジタル化のおかげで、2005年に初版が出た後、増補版が2006年に出された。 日本語版はこの版に基づいている。
しかも、更に改訂中だという。 このように改訂がなされるのは、時代の流れが速いことと、著者が内容を常にチェックし、最新情報を伝えようとしている心意気の現れである。  

そのようなジャーナリストになったT. フリードマン氏を育てた原点は他でもない、高校時代の先生(ハッティー・M・スタインバーグ)だったというところが、心を打つ。(下巻 P.160) 教育の原点は、耐えて学ぶことの大切さであると、フリードマン氏に教えてくれたということである。 教育の原点が、生き方を教えるといういい例である。


この本の日本について書かれている部分を読むだけで、世界の中での日本の位置というのが分かる。 (結論を言うと、ほとんど触れられていないということ.10年前に書かれた 「レクサスとオリーブの木」では、レクサスは主役の一つだったのに!)

読み終わって、日本の空白の15年が、社会構成の転換に対する適応不全だったということ。 これへの対処は、学んで実行するという、じつは簡単なことから始めることである。 80年代後半、日本がバブル期絶頂の頃「もはやアメリカから学ぶものはない」と声高らかに宣言した日本の経営者がいたが、日本の経済界はまだその幻影が跋扈している。 


しかし時代はすでに変わってしまっている。 以前は先輩からだけ学べばよかったが、今は「誰からでも」学ぶ力が必要である。 

情報・知識はもはやフラット。 知恵の使い方が問われる時代になったわけだ。 日本はKnowledge Management理論では90年代世界の先頭を走っていた。 しかし学ぶということが十分行なわれないまま、成果は米国を中心に吸い上げられてしまった。Mobilizing Minds という本の中味は、野中、竹中理論そのものである。

1990 年代から見ると、米国はビジネス、特に中間層の活性化、ITを利用したネットワーク構築が徹底された。 その一方、日本はビジネスの分野よりも、消費者の分野の細分化、活性化が行なわれた。 言い換えると、知恵の部分が消費者に近いところに集められたということである。 このことは、ビジネス中間層に対する活性化の「ゆとり」の部分を「温存」してきたことを意味する。 


21 世紀はすでに、物事が変化してしまっていることが、この本を読んで実感できる。 われわれはもう一度、学ぶということにきちんと取り組むべきである。  Knowledge Managementという言葉も、手法を表現する意味では使えるが、実態は「Knowledge Sharing」である。 今年は更に、真剣に取り組みたい。


現在のKnowledgeの置かれている位置についてはMITの教授であるピーター・センゲ の言葉が象徴的である。 


知識を共有することは、何かを人に与えたり、もらったりすることとは違う。 それは、情報の共有にしか役立たない。
知識を共有することは、お互いが行動につながる新しい力を発揮するための、心底から助け合うところから始まる、これは学ぶプロセスを作り上げることである。

Sharing knowledge is not about giving people something, or getting something from them. That is only valid for information sharing.
Sharing knowledge occurs when people are genuinely interested in helping one another develop new capacities for action; it is about creating learning processes.




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【SV】 進化し続けるシリコンバレー

  • 2007-12-16 (日)
1950年代から、シリコンバレーは進化してきている

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【SV】 JUNBA 2008開催案内

  • 2007-12-12 (水)

JUNBA2008の開催案内が決まった。 

今年は、日本の大学の産学連携がテーマ。 参加大学は14校。 シリコンバレーで日本の大学が研究成果を出せるなんて、夢のような変化ではある。 しかし、本当の狙いは、米国のビジネスとの連携確立であるので、このイベントから後が勝負なのである。

少し長いけど(英文でもあるが)ご紹介したい。

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【SV】 オフィスは仕切りがなくなる方向へ

  • 2007-12-04 (火)
Cubicleというのは、米国の企業の職場ではごく普通の仕切りである。

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【本】 ハイ・コンセプト D.ピンク

  • 2007-10-29 (月)

右脳と、これからの統合化されたビジネスのつながりを説く

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【Mobile】 日米携帯電話統合化計画頓挫

  • 2007-09-27 (木)

今回、かなり期待してきたが、できないと言う結論になった。

今回の統合化の目的は3つ。
1. 携帯端末で、GMAIL、SKYPE、Bluetooth使用可能であること
2. 携帯端末で、WiFi SpotでWebアクセスができて、日本語が使えること
3. 日米両方のキャリアに払うコストを、共通化で低減する。 本体が1台になれば環境負荷も小さくなるはず (ちなみに現行最低コストは毎月 日本$30 米国 $70なので、予算は$100以内ということになる)

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【SVMF】 番外編 学生ツアーにシリコンバレーの主たちが

  • 2007-09-23 (日)
ようやく、講演会も終わった頃、学生さんたちが何人かずつ会場に入ってきます。 鹿児島大学シリコンバレーツアーの面々です。 

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【SVMF】 9/21の例会

  • 2007-09-23 (日)

SVMFの9月例会は、産経新聞ロサンゼルス支局長の、松尾理也(みちや)氏の話. 題して「シリコンバレー頭脳移民」に関して

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【TOPICS】 那由多とGoogol

  • 2007-09-15 (土)

Googolという言葉は、Googleが本来会社登記するはずの名前であったとWikiには出ている

Googolは10の100乗である。 東洋での数の扱いは多くの説があるらしいが、仏教用語で那由多という言葉がある。 これも10の72乗とかを扱っている

こうして見ると、人間は、大きな世界をすでに構想してきていて、それを具体的な技術でつないでゆくことにトライしている姿が見えてくる。 だから、お互いの相乗効果が必要になるのである。

【TOPICS】 変だぞSONY

  • 2007-09-14 (金)
SONYは米国の企業だと思っているアメリカ人も多いくらい世界ブランドである。

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【SV】 Openへの動きは加速する一方

  • 2007-09-13 (木)

Openへの動きは加速する一方

というのが先週末から、いろいろなセミナーやミーティングに出席して感じたことである。 シリコンバレーがOpennessをキーワードに研究速度を上げ、開発スピードを上げ、ビジネスでは市場展開範囲を広げたのは紛れもない事実であり、そのモデルをあらゆる地域、あらゆる組織がまねをしようとして、未だどの一つも成功していない。 この原因は「Openness]の「実体験」の有無にあると(私は)思う。昨日は、JUNBAの理事会があったが、日本では考えられない議論が、Openに行われている。

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【SV】 VMwareとかStem Cellとか

  • 2007-09-11 (火)

VMWareの株価上昇

先月IPOしたVMWareの株価が$75を超えた。 IPO売り出し価格が$29だから1ヶ月も経たずに2.5倍である。 その理由は、Dell、HP、IBM、NEC、Fujitsu、Fujitsu-SiemensがH/Wへの搭載を決めたから。 時価総額で250億ドルとなり、シリコンバレーではOracleについで大きな会社になった。(その次がAdobe)

Ausraというベンチャー

太陽エネルギーで発電(太陽電池ではない)するシステムのベンチャーが4千万ドルを集めてプラント設置。 場所はオーストラリアとポルトガルそして、カルフォルニア。 カリフォルニアはPG&Eが電力を購入する。

Stem Cell研究

Stem Cellの研究にEli BroadというBillionaireがUCLAに2千万ドル、USCに25百万ドルを寄付。 CAのStem Cell研究のための債権も30億ドルは今月売り出し。 Stem Cell研究が動き出す。

【TOPICS】 Singularity Summit 2007に参加

  • 2007-09-09 (日)

今週は、土曜全部と、日曜日の午前中に、Singularity Summit 2007に参加した。

すでにBologは沢山上がっているので(英語であるが)http://blogs.zdnet.com/BTL/?p=6182など。 私が参加して感じたことは、AIという概念はPCが普及し始めた頃に大分騒がれた。 

Singilarityというのは、人間よりも賢い知性を持った人工知能を作ろうというものである。 そういえば日本でも1980年代に大いに騒がれた記憶がある。(LISP言語とか、エキスパートシステムとか呼ばれていた)

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【SV】 ベンチャーが投資家にプレゼンする前に考えること

  • 2007-09-02 (日)

シリコンバレーのビジネスを立ち上げる人たちにはグルといわれる、Jerry Weissman のSanta Clara大学での講演内容。 
ImindMapを使ってまとめてみた。 

MEGOといわせるな   MEGO=My Eyes Glazed Over
プレゼンの資料から投資家に読み取らせるのは、大罪である
プレゼンはMission Criticalである

アジアやアフリカからの起業志望の若者に、Santa Clara 大学で4日間に渡って教えた

プレゼンはChurchill、JFK、King牧師のようにはできない
     レーガン大統領のようになれ
     ゆっくりと会話型で

90秒で自分の言いたいことをまとめる

やって良い事
   素早く核心を突く
   質問に答えるときは相手の言うことをしっかり聞き、理解してからにする
   あくまでも対話型で進める

 

やってはいけない事
  冗談から話し始めること
   内容やデータはしゃべり過ぎないこと
   芸人ではいけない
   プレゼンの機会をくれたことに甘えてはいけない

Jerry Weissmanがコーチした人たち
     Pierre Omidyar, eBay founder
     Sue Bostrom, Cisco Systems senior vice president
     K. B. Chandrasekhar, Exodus Communications founder
     Tim Koogle, Yahoo's former CEO
     Ray Dolby, Dolby Laboratories founder and chairman
     Sky Dayton, Helio CEO and EarthLink founder
     Reed Hastings, Netflix founder and CEO
     Dan Warwenhoven, Network Appliance founder and CEO

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【ブログ】 夏休みが終わった

  • 2007-09-01 (土)

私の夏休みも明後日で終わりだ

今年の夏休みは、いろいろなものの並べ替えや、再構築をした。いくつか挙げると
1. Blogを外部の開放系に上げた。 シリコンバレーを知ってもらう上では必要な切り替えだと考えた。 桃知師匠にご指導をいただきながら完成度が上がってきている。コメントを送信してServer Errorになりませんから、恐れずコメントを下さい(笑) そしてもっと大きな観点は、検索ができるという点である。 これまでのMIXI系は残念ながら検索がほとんど不能であって、過去に書いた記事を探したり、キーワード検索等ができない。 Oさんとはこれができればビジネスになるねなどと話してはいたが、それまでは待てないので移ることにした。 そして仕事のポータルになるような活用のしかたをしてみたいと考えている。

2. 検索といえば、カレンダーも同じ状況になってきている。 今までYahoo!を使っていたが、検索機能の提供が延期になっていて今後の見通しも立っていない。 Googleはといえば、検索機能つきで、提供されるし公開カレンダーも使える。 ということで、今月からGoogleカレンダーに切り替えた。(しかし、PrivacyがGoogleに筒抜けというのはあまり気持ちが良くないのであるが)

3. 読書記録を充実させようと思う。 これにはiMindMapとAmazonを使うけれど、読んだ本の中味をきっちり整理して、さかのぼって検索すると、役に立つエッセンスが残るものにしたいと思っている。 これは、私だけが隠していてももったいないので、それは公開して、読んだ人がなるほどと思ってAmazonに行ってくれれば、本が買えるような仕組みにしている。 どこまで進めるか、やりがいがある。

4. シリコンバレーの現地情報の発信を引き続きやってゆきたい。 いつも通うWillow Glenの街だけでも、こんなにニュースがあるので驚いている。 もっとイベントや日本に向けての動きなどを積極的に書いてゆくようにしたい。 ビジネスを中心に書いてゆくが、その背景となる生活や教育など、集められる情報をまとめあげられれば、このブログの目的は達せられたことになる。


 

【TOPICS】 手塚治虫展に出かけた

  • 2007-08-31 (金)

Asian Art Museum of San Franciscoで手塚治虫展が開かれているのでやっと出かけた

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場所はSF日本人街の近くで、SFの議会のまん前の一等地にある。 私はブログでは「アトム」を名乗っている。 その理由は「誕生日が同じ 4月7日」だからである。 アトム生みの親の「手塚治虫」展があることは知っていたが、なかなか時間が取れず、夏休みの最後になってしまったが、見にゆくことができた。 とても良かったので、その一部をご紹介したい。 9/9まで開催されているので、興味のある方はお急ぎ下さい。

写真は、Museumの外側  

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そして会場に入るとアトムがあいさつをしてくれる。 写真撮影が許された範囲でのないように限定されるけれど。私の感想などを含めて述べてみたい。

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【SV】 Jujitsuという言葉

  • 2007-08-28 (火)

Jujitsu=柔術のことである。

CISCOのCEOJohn ChambersとMicrosoftのCEO Steve Balmerの話のなかに出てくる言葉である。

http://www.siliconvalley.com/portlet/article/html/fragments/print_article.jsp?articleId=6677102&siteId=573

話を読んでみると、jujitsuというのは、相手の力を借りて(自分はほとんど何もせずに)いいとこ取りをすることのようだ。 この会議ではBalmerが今度のCISCOとのコラボレーションでは、Jujitsuは使わないと言い、それに対してCISCOのChambersはMicrosoftを信頼していると、対応している。 柔術のように、西欧では過去の歴史に無かったものや、なかった考え方は「言葉そのもの」を持ってくるしかない。

この話の中でも、Web2.0の世界になっている現状認識が語られているが、もはや単一企業だけでの事業と言うのは成り立たないので、今回のMicroSoftとCISCOのCollaborationが真剣に語られたし、具体的なステップに踏み出すことになったのである。

【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(8)

  • 2007-08-24 (金)

シリコンバレーはプロがチームワークで働くところ

プロというのは、仕事で食ってゆける人と考えれば、シリコンバレーはビジネスのプロ集まりといえる。しかも、個人で動いている人たちも、多い。 すなわち、弁護士や会計士やコンサルタントと呼ばれる人たちである。 食ってゆけない自営業と失業の差はなんであるかなどが議論されるほど、「個人」が多数動いている。

それらを、有機的につなぐ機会がいたるところにある。 その機会を、大手企業や大学やNPOが支える仕組みになっている。 他を排除するわけでなく、協調的、競争的、融合的ネットワークが形作られてゆく。 この仕組みを容認する、マネジメント、行政、そして個人のメンタリティーがシリコンバレーのビジネスモデルを際立たせていて、それゆえ、どこもシリコンバレーをまねすることができないのであると(私は)確信している。

 

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【教育】 米国 初等、中等教育の断面

  • 2007-08-20 (月)

初等教育の達成率は人種による差が大きい

米国の義務教育の人種と生活レベルによる比較データがSan Jose Mercury Newsに載っていた。 アジア人はしっかり勉強して知識を身につけているのが良くわかる。 米国の高等教育のレベルが高いこととのつながりははっきりは見えないが、「伸びる人間を成長させる」ということと「優秀な人間を世界中から集める」という方針が、レベルの高さを可能にしている。

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【教育】 カリフォルニア州の大学システム

  • 2007-08-19 (日)

教育は、世界中どこの国でも、国家の最重要課題の一つである

私は、日本で教育を受けて、日本で財閥系企業に勤めて、そこから米国に駐在になった。 米国では子供達が初等、中等教育から、米国のシステムで教育を受けた。 日本と米国の教育に対する姿勢は、大きく違っている。 私自身「教育」という言葉は、現在の学校システムの中では、適切ではないと思う。 なぜならば、教える側はすでに「教える」ということができなくなっていることが多いからということと、自分で考える人間を育てた方が、はるかの効率がいいことがわかってきたからである。

私が、現在感じているのは、日本の教育は「入り口が難しく」「出口が安易」
米国は「入り口が難しくは無い」「出口はきびしい」
結果として、日本の大学卒業生は「専門性がもてず」「素材価値しか持ち得ない」
これに対し、米国の大学卒業生は「専門性を持ち」「その分野での成長を志向する」

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【SV】 Google Power Lunch

  • 2007-08-18 (土)

Googleは、太陽電池の採用や、社員食堂の充実で先端を行く

シリコンバレーでは、昼食をとりながら打ち合わせをする、いわゆるPower Lunchが多い。
しかし最近は、Googleの食堂で、打ち合わせというのが、人気になっている。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(2)

  • 2007-08-10 (金)

産学連携のキーワードは開放系である、シリコンバレーが成功したキーワードと同じである

シリコンバレーのキーワードは、開放系である。 これは、組織の壁を越えた人財流動、情報交流、役割分担の明確化など、目的に向かって進む時の、個々の調整の手間などが大幅に削減され、また人財の適材適所での活躍が図れる。

また、従来は情報は開示しなければ、その人たちの事業機会(利益)にはつながった。 しかし、現在では情報を開示した方が、その人たち以外にも、事業機会が広がり、より多くの冨になることが実証された。 そのような経緯で、シリコンバレーでは(特許権の放棄はしていないが)情報は、どしどし公開して、仲間集めや、業界の力を強めるのに使われている。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(1)

  • 2007-08-09 (木)

シリコンバレーは産学連携で産業を興した、世界にまれな場所である

私は、ちょうど3年前にシリコンバレーに集まる日本の大学の拠点を束ねて、「大学間連絡会」というのを立ち上げた。大学間連絡会.jpg 立ち上げた理由は、シリコンバレーにある、日本の大学が、孤立しているのでは、大きな力になれない、本気で米国でも活躍できるためには、お互いに持っているものを共有し、それらを踏まえた上で、新しい枠組みを作るべきだと思ったからである。

当時、私は東京大学シリコンバレーオフィスのパートナーをしていたこともあり、孤立の知恵は、集合の知恵には勝てないことがわかっているので、まずは情報交換をする連絡会として発足した。

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【盛和塾】 稲盛さんとシリコンバレー

  • 2007-08-08 (水)

稲盛和夫さんは私の尊敬する経営者の一人である。シリコンバレーでビジネスをスタートした人でもある

2年前に、鹿児島大学のVBL(ベンチャービジネスラボラトリー)のシリコンバレーオフィスの開所式で、稲盛和夫さんの講演を聞く機会があった。
印象に残ったのは京セラを設立して、やっとのことで試作品ができるとそれをきっちりと評価してくれたのが、シリコンバレーであったという言葉であった。
さらに稲盛さんは「シリコンバレーは京セラを育ててくれた場所であり、今日京セラがあるのは、シリコンバレーのおかげなんです。」といつもの穏やかな口調で語っていたことだった。

今日は、その稲盛さんが、企業経営者向けに開いている盛和塾の、勉強会の日。日本から戻ってきてすぐであったが、夕方から参加した。 今日の勉強内容は、2003年 盛和塾全国大会の講演DVDを聴講

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【ブログ】 ブログが仕事のポータルに

  • 2007-08-03 (金)

ポータルとして使えないブログは、知的ツールではない。

昨日は、桃知師匠のところで、みっちりブログの考え方の確認と、進む道筋について5時間にわたりご教示いただいた。

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【東京】 インターネットコマ切れ

  • 2007-08-01 (水)

世界一のブロードバンド普及率を誇る日本で、街中のインターネット接続はコマ切れだ。

に苦言を呈す。 私はInternetのHeavy Userで今回の東京周辺移動ではPCを持参しながら、アクセスをいろいろ試みている。

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事実は現場にしかない

  • 2007-07-29 (日)

ということはわかっていても、日常の行動で実感することができると、問題解決が確実に早くなる。
それが、目的達成への方法論とつながると、これは組織や社会の問題に対しても効力を発する。

 

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日本のWeb広告の将来

  • 2007-07-28 (土)

を感じさせるセミナーに参加した。 私の友人が企画したセミナー2007

http://www.im.i.hosei.ac.jp/IMHP/Event2007/event070728.htm

「Webコミュニケーションのサイエンス」
     データセクション㈱ 代表取締役 橋本大也氏

「HDDの容量増加がもたらす動画視聴態度の変化とメディアビジネスへの影響」
     ㈱メタキャスト 代表取締役 井上大輔氏

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【SVMF】 SVMF例会

  • 2007-07-21 (土)

昨日は、SVMF(Silicon Valley Multimedia Forum)の例会。
演者は、米国在住25年の 西浦さん。演題は
「日本企業が米国で成功しない理由(ワケ) ? 失敗から学ぶ米国進出成功のヒン
ト」

会場はP1150678.JPG45名が参加して超満員

一昨日のForumにも参加していただいた方で、辛口のピッチ。

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米国西海岸 Optimization Forum講演会結果

  • 2007-07-20 (金)

今回、Optimization(最適化)というテーマで、IrvineとSilicon Valleyで講演会を開いた。
Irvineはお手伝いに、Silicon Valleyは主催者側で担当した。
結果として、非常に有益な情報が得られた。

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One Laptop per child

  • 2007-07-15 (日)

という、NGOがある。 政府に100ドルパソコンを購入させて、発展途上国の子供達にLap Top PCを提供しようという、プログラム。 MITのメディアラボを開いたNicholas Negroponteが、会長をやっている。 以前から100ドルPCというコンセプトと、米国の企業がどのように参加するのか、ものすごく興味があった。 Negroponteは、このプロジェクトはLaptopのプロジェクトではなく、教育についてのプロジェクトであることを強調している。 この集まりに、INTELが参加することが発表された。

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共同研究の仕事分担 まとめ

  • 2007-07-11 (水)

米国の会社との共同研究でのポイントをまとめると次のようになる。

1. 契約を結ぶのが第一

2. 信頼関係は、人間関係から

3. 相互のインターフェースの人たちはWin-Winの構築に力を注ぐ

4. 大企業においては、社内根回しも重要(組織間の連絡不徹底が、障害になりやすい)

5. 英語は必須、実践で鍛えられる

6. 相手の会社のメンバー間の直接のコミュニケーションは、インターフェースにもインプットしておかないと、混乱を招く

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Googleは人探しの会社だ

  • 2007-07-03 (火)

Googleがすごいと思うのは、やるべきことに妥協なく取り組む姿勢である。
人財がすべてとシリコンバレー(だけでなく)言われるが、真剣にその施策に反映させるのは簡単ではない。

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日本を出たがらない若者達

  • 2007-07-01 (日)

という話を聞いたのは、もう3年前だった。
国際的なコンサルティング会社から、Stanford大学にMBAできた人が言っていた。
最近は「海外出張」でも、若い社員が嫌がるという。 「そんなこと、Webでできますよ」とか、「わざわざ出かけなくても仕事には大した影響がありませんよ」とかが、海外に出ない理由になっているという。

では、最近の若者が国内でやっていることはというと

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英語の問題

  • 2007-06-03 (日)

英語と契約文書

外国企業との提携で、大きな壁は「英語」である。 今回の提携も基本はIBMの米国との契約で始まったので英語の壁がすぐできた。
英語の契約書の修正は英語でやるしかない。 契約書の勉強をするほど時間はないし。
これは、自分達で乗り越えるしかないが、契約書のチェックなどは、技術者には手に余る。
経験を積んだ、法務や総務の助けが必要になる

 

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外国企業との技術提携の必須条項

  • 2007-06-02 (土)

技術提携

米国の大手企業との技術開発の前提を考えると、次のことが浮かび上がる。

1.技術のレベルがあること

2.Feelingが合うか

3.資金はあるか

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研究所の基礎研究から、テストサンプルの作成

  • 2007-06-01 (金)

研究所の仕事

研究所というのは、基礎研究をするところであるけれど、MOのような電子基材についてはある程度の製造技術が必要である。
その技術とは今回のMO開発では「張り合わせ」であった。 その評価基準は「耐久性」であった。 実は我々がMOの取り組みをしていた頃の規格は、貼り合わせたメディアが、最終商品になる予定であった。
であるから、貼り合わせにどのような接着剤を使うかということが、大きなポイントとなった。

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研究からビジネスへの面白さ 

  • 2007-05-31 (木)

研究からビジネス

3.5"MOを世界で初めて上市した感動は今でも忘れない。 研究所が作ったサンプルが、IBMに評価され、共同研究へと発展し、1990年に世界で初めて商品として上市し、その後、海外へと販売を広げたわけだから。 その流れを振り返ってみると、一つ一つをきっちり仕上げるというプロセスの積み重ねであることがわかる。

研究からビジネスの流れで、いくつかのキーポイントをまとめてみたい。

 

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