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ハイテク Archive

【SV】 シリコンバレー関連書籍から見た歴史 (Beta)

  • 2008-01-25 (金)
シリコンバレーに関する書籍で、現在分かる範囲で古い順からList アップした。 

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【SV】 DVD規格の争奪戦

  • 2008-01-21 (月)

DVD規格は、どうやらBlue Rayへと流れているらしい。

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【SV】 DESKTOPからWEBTOPへ

  • 2008-01-20 (日)
もともと、ベンチャーであったCISCO Systemsを4兆円の売上げまで引っ張ってきたCEOのJOHN CHAMBERSの言葉である。

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【SV】 Intelの苦悩脱出策

  • 2008-01-16 (水)
Intelは私の好きな会社の一つであるが、苦悩している。

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【本-01】 総集編 フラット化する世界 T・フリードマン著

  • 2008-01-05 (土)
フラット化する世界 T・フリードマン著 日本経済新聞社

【読後所感】
この本は、著者のジャーナリストとしてのレベルが高い上に、デジタル化のおかげで、2005年に初版が出た後、増補版が2006年に出された。 日本語版はこの版に基づいている。
しかも、更に改訂中だという。 このように改訂がなされるのは、時代の流れが速いことと、著者が内容を常にチェックし、最新情報を伝えようとしている心意気の現れである。  

そのようなジャーナリストになったT. フリードマン氏を育てた原点は他でもない、高校時代の先生(ハッティー・M・スタインバーグ)だったというところが、心を打つ。(下巻 P.160) 教育の原点は、耐えて学ぶことの大切さであると、フリードマン氏に教えてくれたということである。 教育の原点が、生き方を教えるといういい例である。


この本の日本について書かれている部分を読むだけで、世界の中での日本の位置というのが分かる。 (結論を言うと、ほとんど触れられていないということ.10年前に書かれた 「レクサスとオリーブの木」では、レクサスは主役の一つだったのに!)

読み終わって、日本の空白の15年が、社会構成の転換に対する適応不全だったということ。 これへの対処は、学んで実行するという、じつは簡単なことから始めることである。 80年代後半、日本がバブル期絶頂の頃「もはやアメリカから学ぶものはない」と声高らかに宣言した日本の経営者がいたが、日本の経済界はまだその幻影が跋扈している。 


しかし時代はすでに変わってしまっている。 以前は先輩からだけ学べばよかったが、今は「誰からでも」学ぶ力が必要である。 

情報・知識はもはやフラット。 知恵の使い方が問われる時代になったわけだ。 日本はKnowledge Management理論では90年代世界の先頭を走っていた。 しかし学ぶということが十分行なわれないまま、成果は米国を中心に吸い上げられてしまった。Mobilizing Minds という本の中味は、野中、竹中理論そのものである。

1990 年代から見ると、米国はビジネス、特に中間層の活性化、ITを利用したネットワーク構築が徹底された。 その一方、日本はビジネスの分野よりも、消費者の分野の細分化、活性化が行なわれた。 言い換えると、知恵の部分が消費者に近いところに集められたということである。 このことは、ビジネス中間層に対する活性化の「ゆとり」の部分を「温存」してきたことを意味する。 


21 世紀はすでに、物事が変化してしまっていることが、この本を読んで実感できる。 われわれはもう一度、学ぶということにきちんと取り組むべきである。  Knowledge Managementという言葉も、手法を表現する意味では使えるが、実態は「Knowledge Sharing」である。 今年は更に、真剣に取り組みたい。


現在のKnowledgeの置かれている位置についてはMITの教授であるピーター・センゲ の言葉が象徴的である。 


知識を共有することは、何かを人に与えたり、もらったりすることとは違う。 それは、情報の共有にしか役立たない。
知識を共有することは、お互いが行動につながる新しい力を発揮するための、心底から助け合うところから始まる、これは学ぶプロセスを作り上げることである。

Sharing knowledge is not about giving people something, or getting something from them. That is only valid for information sharing.
Sharing knowledge occurs when people are genuinely interested in helping one another develop new capacities for action; it is about creating learning processes.




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【SV】 Fairchild Chromicles

  • 2007-12-09 (日)
シリコンバレーの半導体ビジネスの生みの親

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【SV】 シリコンバレーでベンチャーのM&AとNASDAQへIPOを経験した人

  • 2007-11-04 (日)
小里文宏さんに、お忙しい中 御講演いただけることになった。

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【SV】 Googleの株価が609ドルまで上がる

  • 2007-10-09 (火)
Googleは上場したときは$85だったが、いまや$609になった。 この動きは株主や、古参の従業員には大好評である。

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【Mobile】 日米携帯電話統合化計画頓挫

  • 2007-09-27 (木)

今回、かなり期待してきたが、できないと言う結論になった。

今回の統合化の目的は3つ。
1. 携帯端末で、GMAIL、SKYPE、Bluetooth使用可能であること
2. 携帯端末で、WiFi SpotでWebアクセスができて、日本語が使えること
3. 日米両方のキャリアに払うコストを、共通化で低減する。 本体が1台になれば環境負荷も小さくなるはず (ちなみに現行最低コストは毎月 日本$30 米国 $70なので、予算は$100以内ということになる)

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【SV】 Intel Developer Forum

  • 2007-09-19 (水)

がMoscone Centerで開催中

 

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【SV】 VMwareとかStem Cellとか

  • 2007-09-11 (火)

VMWareの株価上昇

先月IPOしたVMWareの株価が$75を超えた。 IPO売り出し価格が$29だから1ヶ月も経たずに2.5倍である。 その理由は、Dell、HP、IBM、NEC、Fujitsu、Fujitsu-SiemensがH/Wへの搭載を決めたから。 時価総額で250億ドルとなり、シリコンバレーではOracleについで大きな会社になった。(その次がAdobe)

Ausraというベンチャー

太陽エネルギーで発電(太陽電池ではない)するシステムのベンチャーが4千万ドルを集めてプラント設置。 場所はオーストラリアとポルトガルそして、カルフォルニア。 カリフォルニアはPG&Eが電力を購入する。

Stem Cell研究

Stem Cellの研究にEli BroadというBillionaireがUCLAに2千万ドル、USCに25百万ドルを寄付。 CAのStem Cell研究のための債権も30億ドルは今月売り出し。 Stem Cell研究が動き出す。

【ビジネス】 高機能と多機能はちがう

  • 2007-09-04 (火)

日本の技術開発の勘違い、多機能=高機能(=高価格=高付加価値)

もう12年前以上のことであるが、米国に駐在する前の日本の家電は、高機能VTR(あのVHSテープを使うやつであるが)がメモリー録画機能とか、画質向上のためのS-VHSなど、いろいろにぎやかであった。 値段も日本円で5万円くらいで買った覚えがある。 それを米国に持ってきて使ってみたが、南部の州にいたこともあって、大雨が降れば停電続発。 折角のプログラム録画機能は全く働かないことがわかった。 いつも、VTRの時計がチカチカして、システムがリセットされていることを示していた。 折角の機能が使えないわけである。 念のため近くの電気屋さんを覗くと、録画・再生ボタンだけの機種だけしか置いていなかった。 しかも値段は1万円以下。 ちょっと驚きであった。

これと同じことが、現在でも日本発の携帯電話で起きているような気がする。 憶えるだけでも大変で、使いこなしができない機能があり、持つ身としては、自分のふがいなさも感じるが、もう少し考えて欲しいことも多い。 例えば、こまごましたソフトとの連携などでビジネスをしようとしているのでなおさら(私には)わずらわしく感じる。 着メロも日本からいくつかの会社が米国に進出して、米国で展開を図ったが、結局はキャリアがコンテンツの内容や課金の仕組み、上前をがっちりと押さえたために、着メロ配信会社の収益が上げられず、普及しなかった。 これは欧州でも同じ状況のようだ。 (わざわざ高いお金を払ってまで利用する価値はなかったということ) 日本では、若い人たちが面白がると、携帯電話会社はすぐそれに乗るが、米国は違う。 ビジネスが一番のスポンサーなのである。 日本の携帯電話の中味を見ていると、「ビジネス」の視点が抜けているように思う。 だから、多機能を面白がる人たちを相手にしてしまうのであろう。

ここでは、携帯電話ビジネスとしての結果論を論じるつもりはない。 多機能を高機能と勘違いして、高付加価値にすれば高価格にできるから、機能を盛り込むという姿が見えてくるだけである。 停電が頻発するとか、難しいマニュアルは読めないとか、日本のような均一性の高い社会からは想像できないことは沢山ある。 これは、現地の情報から丹念に実証してゆくしかない。 そうでなければ、現在のSoftwareの世界がそうなっているように、Universal設計から入り、各国語とのカスタマイズは最小にするしかない。 ゲーム業界の分野がその傾向を明確にした。 Nintendoが、高機能より、共通機能を狙うことでマーケットシェアを奪った。 かたや、SONYは独自の多機能化を図ったがゆえに、高価格路線に踏み込み、シェアを失った。 SONYのこの部分は別途論じるが、世界中の人たちが、自分達と同じ考えの方向を向いていると思っていないことを願う。 現場にしか、重要なデータはないのだから。

【SV】 ベンチャーが投資家にプレゼンする前に考えること

  • 2007-09-02 (日)

シリコンバレーのビジネスを立ち上げる人たちにはグルといわれる、Jerry Weissman のSanta Clara大学での講演内容。 
ImindMapを使ってまとめてみた。 

MEGOといわせるな   MEGO=My Eyes Glazed Over
プレゼンの資料から投資家に読み取らせるのは、大罪である
プレゼンはMission Criticalである

アジアやアフリカからの起業志望の若者に、Santa Clara 大学で4日間に渡って教えた

プレゼンはChurchill、JFK、King牧師のようにはできない
     レーガン大統領のようになれ
     ゆっくりと会話型で

90秒で自分の言いたいことをまとめる

やって良い事
   素早く核心を突く
   質問に答えるときは相手の言うことをしっかり聞き、理解してからにする
   あくまでも対話型で進める

 

やってはいけない事
  冗談から話し始めること
   内容やデータはしゃべり過ぎないこと
   芸人ではいけない
   プレゼンの機会をくれたことに甘えてはいけない

Jerry Weissmanがコーチした人たち
     Pierre Omidyar, eBay founder
     Sue Bostrom, Cisco Systems senior vice president
     K. B. Chandrasekhar, Exodus Communications founder
     Tim Koogle, Yahoo's former CEO
     Ray Dolby, Dolby Laboratories founder and chairman
     Sky Dayton, Helio CEO and EarthLink founder
     Reed Hastings, Netflix founder and CEO
     Dan Warwenhoven, Network Appliance founder and CEO

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【SV】 記憶媒体の高容量化と低価格化

  • 2007-08-30 (木)

メモリー容量の増大速度と価格の下落速度は、想像を絶する

記憶媒体に関わったものとして、容量の増大化と価格の下落速度には実に目を見張るものがある。 きっと製造メーカーは価格下落速度の大きさに、青息吐息ではないかと心配してしまう。 Apple iPod NANOのメモリーが固定メモリーに変わってからの大容量化が急速に進んだ気がする。 私はSDとCompact Flashを使っている。今まではどちらも2GBのものを使っていたが先週8GBのSDが$75で出ていたので「思わず」買ってシマッタ。 その理由は、次のところにある。

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【SV】 Jujitsuという言葉

  • 2007-08-28 (火)

Jujitsu=柔術のことである。

CISCOのCEOJohn ChambersとMicrosoftのCEO Steve Balmerの話のなかに出てくる言葉である。

http://www.siliconvalley.com/portlet/article/html/fragments/print_article.jsp?articleId=6677102&siteId=573

話を読んでみると、jujitsuというのは、相手の力を借りて(自分はほとんど何もせずに)いいとこ取りをすることのようだ。 この会議ではBalmerが今度のCISCOとのコラボレーションでは、Jujitsuは使わないと言い、それに対してCISCOのChambersはMicrosoftを信頼していると、対応している。 柔術のように、西欧では過去の歴史に無かったものや、なかった考え方は「言葉そのもの」を持ってくるしかない。

この話の中でも、Web2.0の世界になっている現状認識が語られているが、もはや単一企業だけでの事業と言うのは成り立たないので、今回のMicroSoftとCISCOのCollaborationが真剣に語られたし、具体的なステップに踏み出すことになったのである。

【本】 生物と無生物のあいだ

  • 2007-08-26 (日)

【本】生物と無生物のあいだ 福岡伸一.jpg今回は、iMindMapで読書記録を作りながら読んでみた。
独りよがりもよしとしていただいて、ブログに掲載させていただく。
以前ブログに書いたように、このブログは「知的ポータル」を目指しているので、読んだ本はブログ化してチャレンジしてゆくつもりだ。

iMindMapについては、Yahoo! Groupで「議事録を作ろう」という集まりをスタートしました。 積極に関われる方の参加をお待ちしています。(まだ2名、余裕があります)








生物と無生物の間

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

BSEの原因と言われているプリオン説を検証するうちに、生命の定義を見直す必要に迫られた流れがまとめられている。 日本人生化学者で、文章の上手な人が出てきているのはうれしい。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(8)

  • 2007-08-24 (金)

シリコンバレーはプロがチームワークで働くところ

プロというのは、仕事で食ってゆける人と考えれば、シリコンバレーはビジネスのプロ集まりといえる。しかも、個人で動いている人たちも、多い。 すなわち、弁護士や会計士やコンサルタントと呼ばれる人たちである。 食ってゆけない自営業と失業の差はなんであるかなどが議論されるほど、「個人」が多数動いている。

それらを、有機的につなぐ機会がいたるところにある。 その機会を、大手企業や大学やNPOが支える仕組みになっている。 他を排除するわけでなく、協調的、競争的、融合的ネットワークが形作られてゆく。 この仕組みを容認する、マネジメント、行政、そして個人のメンタリティーがシリコンバレーのビジネスモデルを際立たせていて、それゆえ、どこもシリコンバレーをまねすることができないのであると(私は)確信している。

 

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【映画】 Bill Gates と Steve Jobs

  • 2007-08-21 (火)

Bill GatesとSteve Jobsはどちらが優れているかという議論は、仕事を楽にした人と、仕事を楽しくした人のどちらが優れているかという議論と似ている。 効率向上の観点ではGates、楽しさの増加ということではJobsか。 

Bill Gatesは、OSの上でビジネスを統合したという点で、ロジカルで合理的。 Steve Jobsという人間はシリコンバレーであるがゆえにマーケット創造に力をいれ、ビジネスに楽しさを付加した。 どちらも、価値創造力がすごく、コンピューターを使って時代を創造したと私には思える。 今更言うまでもないが、そんな二人の若い頃を描いた映画があるので、お時間のある方はどうぞ。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(5)

  • 2007-08-13 (月)

ベンチャーキャピタルが自力で産業を興す

ベンチャーキャピタル(VC)とシリコンバレーは切っても切り離せない関係である。 シリコンバレーの最初のベンチャー会社であるHewlett Packardは、F. Tarman教授がポケットマネーを出して、ガレージ小屋からスタートしている。 将来がわからないけれど、自分達が信じたことは、まずやってみる。 それを手伝う人がいる。 お金を出す人がいる。 それがシリコンバレーの奥深さである。

ベンチャーという言葉の定義は確定していないところもあるが、事業を起こすために、外部から資金を投資してもらい、成功の暁には、投資してもらった資金を”リスクファクター込み”で返済できるような事業だと(私は)考えている。 街ののレストランはベンチャーにはならないし、研究を継続しているだけでは、やはりベンチャーではない。 どちらも、リスクファクターを含めた資金返済ができないからである。

そして、もっと重要なのはベンチャーキャピタルは主要なメンバーは自分でも投資資金の一部を出していることである。(正確には、ベンチャーキャピタルのファンドへの出資)である。 すなわち、サラリーマンが給料を保証されて会社の金を投資しているのとはわけが違うのである。 このことを正確に理解している日本人は少ないので、日本のベンチャーキャピタル投資にはミスマッチやミスリーディングが頻発している。

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【産学連携】 シリコンバレーが産学連携に果たす役割(4)

  • 2007-08-12 (日)

シリコンバレーでは政府は援助はするが、主導はしない

シリコンバレーは、自立的な動きが多く、今でも東海岸の政府や、大企業からは「変わったところである」とか「カリフォルニアだから」という見方をされているようだ。 これは、シリコンバレーが米国で産業を立ち上げ、世界の経済に大きな影響を与えるようになって、まだ50年という歴史しかないことからきているかもしれない。 しかし、シリコンバレーをモデルにしようとして、米国内だけでなく世界中が挑戦しようとしているがなかなか成功しない。 これは、自発的にはじめるための環境がシリコンバレーほど蓄積されているところが無いためと(私は)見ている。 日本からも、地方自治体などがシリコンバレーに人を送り込むが、仕組みの解析ができても、あるいは自治体がお金をつけても、地元でのシリコンバレーモデルは決して動き出さない。

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【東京】 インターネットコマ切れ

  • 2007-08-01 (水)

世界一のブロードバンド普及率を誇る日本で、街中のインターネット接続はコマ切れだ。

に苦言を呈す。 私はInternetのHeavy Userで今回の東京周辺移動ではPCを持参しながら、アクセスをいろいろ試みている。

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【経営】 会社は誰のものか

  • 2007-07-23 (月)
という議論は、いわれて久しい。
多くの日本企業の経営者といわれる人は「株主」だけではないが「従業員」だけでもないという言い方で、切り抜けてきている。

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One Laptop per child

  • 2007-07-15 (日)

という、NGOがある。 政府に100ドルパソコンを寄付して、発展途上国の子供達にLap Top PCを提供しようという、プログラムで、MITのメディアラボを開いたNicholas Negroponteが、会長をやっている。 以前から100ドルPCというコンセプトと、米国の企業がどのように参加するのか、ものすごく興味があった。 Negroponteは、このプロジェクトはLaptopのプロジェクトではなく、教育についてのプロジェクトであることを強調している。 この集まりに、INTELが参加することが発表された。

 

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共同研究の仕事分担 その3

  • 2007-07-10 (火)

仕事の役割は決まった。 でも、共同研究だから一体感を持たないとうまく進まない。
我々は、工場サイドだったので、人と人とのつながりには、割を気を遣うほうであった。
IBMのSan Joseから人が来れば、打ち合わせ後の空いた時間には、工場近くの、当時開通したばかりの「瀬戸大橋」を案内したりした。しかし、San Joseの研究所から来たIBMの人たちは、世界で一番長いつり橋だぞと説明しても、全然興味なく話をしているだけ。 

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共同研究での仕事の分担 その1

  • 2007-07-08 (日)
研究からビジネスというタイトルでこのブログは書いているので、今日は共同研究での仕事の分担を考えてみたい。
IBMは、1980年代にはあらゆる研究をやっていたというくらい、研究開発力の大きな会社であった。
そして、Hard Diskの実用化も世界で一番であった。
昨年、Hard Diskの技術開発50周年記念のPartyがシリコンバレーの、Computer History Museumで開かれた。
http://www.computerhistory.org/50yearsHDD-c/
当時は、銅版に磁性体を塗布して記録再生していたが、ジュークボックスくらいの大きさで、4MBである。

我々としては、光磁気ディスク(MOディスク)も世界に先駆けて市場に出すのだと、大いに期待して共同研究を開始した。

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Googleは人探しの会社だ

  • 2007-07-03 (火)

Googleがすごいと思うのは、やるべきことに妥協なく取り組む姿勢である。
人財がすべてとシリコンバレー(だけでなく)言われるが、真剣にその施策に反映させるのは簡単ではない。

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BRICSそして韓国まで

  • 2007-07-02 (月)

ある、VC(Venture Capitalist)の話である。 シリコンバレーのVCの投資先は広がっている。 もともとは「車で1時間で通える範囲」しか投資をしなかったが、最近では積極的に外国でも投資する。
しかし、その投資先は BRISKと韓国までという。

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