【LED】業界を立ち上がらせる努力

新しい産業が興るときに必ず旧来の産業との軋轢が発生する。

CleanTech業界は、今までなかった。既存の業界が参入すると、既存ビジネスに軋轢をもたらす。GEはLED照明の研究はしてきたが、市場に本格的に参入は考えていなかった。その間、新興ベンチャーであったCREEが成長し、LED業界の中心になりつつある。欧州ではPhilipsがLEDの会社を別会社としてどんどん買収してきた。Philipsは、危機意識（既存の照明が売れなくなること）を認識し、新事業を分離する道をとった。

今日からChicagoでエネルギー省（DOE)主催のLED市場参入のためのWorkshopが開かれる。各企業から中堅となる人たちが、データを開示しながら議論し交流を深めてゆく。業界のためになることと、ユーザーのためになることは一致するはず、一致すべきはずという視点で動く。そのために業界が力をあわせることが必要だと考える。

12年ぶりのChicagoの街であるが、少しきれいになって、活気が感じられる。Obama大統領の選挙地盤でもある。

CREEに関しては独立記念日の前日、ホワイトハウスでCEOが米国のInnovationのお手本だとObama大統領から絶賛されたと報道された。

Changeがこうして起こっている。