- 2007-10-21 (日)
米国は禁煙の厳しさに比べて、携帯電話の利用場所については寛容である
基本的に店の中で携帯電話の利用はあまり制限されていない。 電話の利用が「井戸端会議的」なのは携帯電話が普及する前からだと思う。 10年ほど前に、空港のゲートで、搭乗前に「周りの人に聞こえるように」電話している姿を、私は沢山見てきた。 現在では携帯電話で話している内容がそれにあたる。 ビジネスであれば用件が終われば手早く切るが、だらだらした電話が多い(特に女性) しかも、電話の料金体系は、同一市内であれば、通話料はかからないのである。 それだけ、ごく普通に行われているのである。
そこで「井戸端会議的」電話をかける要因は2つあると(私は)見ている。 ひとつは、見栄から来るもの、人に聞いて欲しい自慢など。 そしてもうひとつは、自分の寂しさに起因するもの。 どちらも、他者からの認知を要求するものである。 米国の教育は、それを(認知してくれないなら、認知されるように)自分から作り出せということで、今では外にいても、携帯電話でのだらだら会話は聞けてしまうのである。
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