- 2007-08-20 (月)
初等教育の達成率は人種による差が大きい
米国の義務教育の人種と生活レベルによる比較データがSan Jose Mercury Newsに載っていた。 アジア人はしっかり勉強して知識を身につけているのが良くわかる。 米国の高等教育のレベルが高いこととのつながりははっきりは見えないが、「伸びる人間を成長させる」ということと「優秀な人間を世界中から集める」という方針が、レベルの高さを可能にしている。
以前のブログでも書いたが、優秀な博士課程の研究者(S/W系)を集めると、ほとんどがChineseになってしまうと言う。 シリコンバレーのCupertino市は小学生の成績が全米のトップクラスという話もある。 その理由は、高等教育を受けた中国人の子供達がとても良く勉強するのが原因だと聞いたことがある。 日本は受験勉強というレベルではとても熱心な国だと思う。 しかし、受験自身が(あるいは大学に入ることが)目的になってしまっている人たちが多く、大学でやるべき勉強を見つけられていないと思う。 大学でアルバイトに追われて勉強する暇が無かったということが本当であれば、それは本人にも、日本の社会にも大きな損失だと(私には)思える。
いずれにしろ、人を育てることは「学ぶ」ことから始まる。 そして「自立的に学ぶ」人を育てるのが、国家の基礎力になるのは間違いない。
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