【東京】 せみ時雨城北中央公園

東京の夏、せみ時雨は何十年振りである。

は、私の家から歩いて15分くらいのところにある、とても大きな公園だ。昔は、立教大学が持っていた運動グラウンドであった。　野球部が練習に使っていて、あの長島監督も練習に通っていたところである。
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index022.html

現在では、石神井川をはさんで板橋区と練馬区にまたがる、大きな公園である。私は、日本にいるときは時々ここを散歩する。ケヤキや、すずかけの木、イチョウや桐など、大きな木が夏の暑さの中でも木陰の涼しさを作ってくれる。

シリコンバレーでは、まったくというほどいない「せみ」が、この木の間から、うるさいくらいに鳴いている。アブラゼミとみんみんゼミが中心である。　地面を見れば、せみの抜け殻、そして抜け出した穴が空いている。今は夏休みで、子供達の姿もちらほら見えるが、私達のころのように、虫取り網で、せみやトンボを追い回す姿はない。

８月になって、暑さが戻ってきたが、大きな木々に囲まれた中を歩くと、タイムスリップのように昔の夏休みが思い出される。