- 2007-07-25 (水)
昨日は、家の周りで、インターネット環境を比較することができた。 すなわち、家庭の外でのインターネットへのアクセスを比較してみた。
日本は、ブロードバンドの普及では世界のトップを走っている。
以前のブログにもシリコンバレーのインターネットスピードが遅いことを書いた。
http://www.imanetinc.com/blog/2007/07/speed.html#more
しかし、ひとたび街に出ると、シリコンバレーと様子が違う。(念のため、上板橋中心であることをお断りしておく)
気のついたことを比較すると、PCを持参してインターネットにアクセスできる場所が私の家の周りには極端に少ない。
インターネットで調べると、マクドナルドが一番近い。 実際に行って試してみると、うまくつながらない(私はYahoo!プレミアムなので、問題なく使えるはずなのだが)
シリコンバレーでは、スタバが有料のインターネットアクセスを提供しているし、街中のコーヒーショップもかなりの店が「無料」でインターネットアクセスを提供している。
そして、板橋区立中央図書館に行ったところ「インターネット接続」はなく、PCも特別の場所でしか利用できない。(電源のある、仕切られたコーナーのみ)
シリコンバレーでは、おおよそどこの図書館でもインターネットアクセスがある。 図書館での調べ物が、書籍だけでなくインターネットも利用したほうが、はるかに効率的だからである。
シリコンバレーでは街中をWiFi化する動きが強く、どこでもアクセス状態になりつつある。
日本は、いいインフラを持つ割には、活用場面がまだまだ少ないということを感じた。
携帯でのインターネットの普及が、街中のインフラ整備を遅らせているのかもしれないが、もっと便利になって欲しいと実感した。
私の見聞が、何かを見落としているかもしれないので、ご指摘いただけるとうれしい。
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