- 2007-07-01 (日)
という話を聞いたのは、もう3年前だった。
国際的なコンサルティング会社から、Stanford大学にMBAできた人が言っていた。
最近は「海外出張」でも、若い社員が嫌がるという。 「そんなこと、Webでできますよ」とか、「わざわざ出かけなくても仕事には大した影響がありませんよ」とかが、海外に出ない理由になっているという。
では、最近の若者が国内でやっていることはというと
お休みの日は、しゃれたCafeかレストランで「お茶」しているそうな。
これは、シリコンバレーアジア系から見たら、とんでもなくすごいことだ!
インドや中国そして最近では韓国の人たちが自国に見切りをつけてシリコンバレーに「新天地」を求めてやって来ているのと全く違う。
日本の若者は自分の国の中で、ゆったり暮らす?のかもしれない。
しかし、ほかのアジアの国の人たちは、リスクを抱えたままシリコンバレーにたどり着くというのが正確な表現だろう。
子供に、いい教育を受けさせて、チャレンジして成功を求めてゆく姿を求めてるのが見えるが、日本の若者の姿とは重ならない。
我々が、日本の大学の活性化を目指して、JUNBAを立ち上げた姿と、今の若者の現状をつなぐ姿が見えてこない。
いよいよ、世界大競争時代になったというのに、歯がゆい。
でも、これが出発点であることが、今の日本を把握する上で一番重要なのかもしれない。
本当に必要なものは何か、真価が問われている。
Technorati Tags: アジア , シリコンバレー , 教育
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