- 2007-07-20 (金)
今回、Optimization(最適化)というテーマで、IrvineとSilicon Valleyで講演会を開いた。
Irvineはお手伝いに、Silicon Valleyは主催者側で担当した。
結果として、非常に有益な情報が得られた。
ひとつは、最適化の対象を「働く人」に置くことが、ものすごく大きな意味を持つということ。
最適化の評価指標が「働く人」の喜びであったり、収入であったり、スキルの向上であったりすること。
これは、本来の日本型経営の根幹だったのかもしれない。
そして、もうひとつは、知的ツールや手法はいくらでもある、しかし「最後までやり遂げることが一番重要」であることを、参加した皆さんが理解したこと。
実はこのことが、見かけ上一番難しいことなのだが、実は「最適化」の対象が「働く人」であれば、抵抗勢力が無くなるということと裏腹であるという説明で納得。
そして、米国にいる日本人でも、Silicon Valleyにいる人は、話を聞いたあと「だから、どうするの」「私は、これをするけど」という距離がえらく近いことも実感。
講演会がお開きになった後、Hotelのバーで演者が質問攻めになるくらい、食らいついてくる。
これならば、今後の展開をシリコンバレーから始めるというシナリオが考えられる。 楽しみだ。
Technorati Tags: business intelligence , Human capital , Optimization , 日本的経営 , 最適化 , 評価指標
このブログ内をタグ検索: business intelligence, Human capital, Optimization, 日本的経営, 最適化, 評価指標
- Newer: 【SVMF】 SVMF例会
- Older: 業界は社会の公器
Comments:0
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.imanetinc.com/mt/mt-tb.cgi/49
- Listed below are links to weblogs that reference
- 米国西海岸 Optimization Forum講演会結果 from 八木博のシリコンバレービジネスブログ