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共同研究の仕事分担 その3

  • 2007-07-10 (火)

仕事の役割は決まった。 でも、共同研究だから一体感を持たないとうまく進まない。
我々は、工場サイドだったので、人と人とのつながりには、割を気を遣うほうであった。
IBMのSan Joseから人が来れば、打ち合わせ後の空いた時間には、工場近くの、当時開通したばかりの「瀬戸大橋」を案内したりした。しかし、San Joseの研究所から来たIBMの人たちは、世界で一番長いつり橋だぞと説明しても、全然興味なく話をしているだけ。 

あとでわかったことであるが、サンフランシスコのGolden Gate Brigdeは なんと1930年代に作られていた。

今思えば、笑い話にしかならないけれど、当時は”Entertain"を必死でやった。

共同研究ということで考えると、相手の会社との一体感が重要で、それを仕切る、それぞれの代表の人たちは責任が大きかった。 我々は、工場経験者が表立ったので比較的人間関係もスムーズに進んだが、相手側の代表者は、どうも高いところから我々を指導するという姿勢が常に見られて、なかなか苦労した。

その反面、追いつくために勉強できたのはその人のおかげだった。

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