- 2007-06-03 (日)
英語と契約文書
外国企業との提携で、大きな壁は「英語」である。 今回の提携も基本はIBMの米国との契約で始まったので英語の壁がすぐできた。
英語の契約書の修正は英語でやるしかない。 契約書の勉強をするほど時間はないし。
これは、自分達で乗り越えるしかないが、契約書のチェックなどは、技術者には手に余る。
経験を積んだ、法務や総務の助けが必要になる
全社体制
そのためには、全社が協力するための体制つくりが重要になる。
それができるのは「人」ということになる。
当時の担当役員は社内での人望も厚く、多くの人が尊敬できる人であったことも幸いして、本社、研究所、工場という体制がすばやくできた。
提携相手がIBMということも、やる気を引き出すに十分な要素であった。
この各場所にいる人たちの接着効果が、開発スピードを決める。
そして、動きは個別論へと入る。 まず、ポイントは「規格」をどうするかである。
これが評価できないと、開発が進んでいるのか判定できない。 しかし世の中にないものを作るわけだから、既存の技術だけではできないことが多い。
開発型企業とも一緒に仕事をすることになる。
続く
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