- 2007-05-31 (木)
研究からビジネス
3.5"MOを世界で初めて上市した感動は今でも忘れない。 研究所が作ったサンプルが、IBMに評価され、共同研究へと発展し、1990年に世界で初めて商品として上市し、その後、海外へと販売を広げたわけだから。 その流れを振り返ってみると、一つ一つをきっちり仕上げるというプロセスの積み重ねであることがわかる。
研究からビジネスの流れで、いくつかのキーポイントをまとめてみたい。
研究からビジネスへのキーポイントあるいは乗り越えるべき課題
研究所の基礎研究から、テストサンプルの作成
競合の中で、生き残ったキーとなる技術
そして、共同研究での仕事の分担
国際規格という力関係の世界
仕事の中での、チェックメカニズム
こちらはメディア、あちらはドライブという対立項目をいかに収束させるか。
研究から試作、量産チームへの発展
量産と販売チャンネル
販売先はIBMだけでないという矛盾
販売と、製造、品質管理
販売の海外展開
海外販売の難しさと、日本の市場の特殊性
米国内のアジアの存在(技術を自国に送り込み、世界市場に商品を出す)
シリコンバレーの「立ち上げ好き」集団
哲学なきビジネスは、苦しみを超えられないのでは?
こんな項目でしばらく書いてみたい
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